2012/03/27

yoshihiro HANNO / RADIQ

田中フミヤと半野喜弘の2人によって立ち上げられ、 日本・東京発のテクノという明確なスタンスのもとスタートしたレーベルop.disc。そして今や伝説のユニットであるDARTRIIXは当時の僕がミニマルに向かうきっかけを与えられた鮮烈な印象の作品ばかりでした。

2007年東京UnitでのDARTRIIXのLIVE。フミヤさんのリズミカルなキックに飛び交うサックスの生音、そしてボーカルを披露しているのが元々ラッパーとしても活躍されていた半野さん。伝説の映像。


今回4月7日に開催されるI WANT YOUでは半野喜弘氏がダンスミュージックにフォーカスしたプロジェクトであるRADIQ名義のLIVEを披露。サックス、ギターを引き連れたスペシャルライブセットとなってます。
これはかなり貴重。


音楽・文化のその先にあるはずの未来を共有するプラットフォーム「I WANT YOU」。
音楽家としてはダンスミュージックだけでなくオーケストラ作品や映画音楽にいたるまで、
そしてその垣根を超えた創作活動は映画監督や脚本家へとジャンルレスに進み続けるアーティスト半野喜弘が放つ未来を生み出す力、新しいパーティの形をこの日は神戸で見届けましょう。



半野喜弘 aka RADIQ (作曲家/映画監督/脚本家)


パリを拠点に映画音楽からオーケストラ作品、エレクトロニクスミュージックにいたるまで、幅広く世界中で活躍する音楽家、アーティスト。そのジャンルを超越した創作活動は、独自の存在感をもって常に斬新な感動を聴く者に与え続けている。 台湾の巨匠 ホウ・シャオシャン監督作品『フラワーズ・オブ・シャンハイ』( 98' トニー・レオン主演 )で、フランスをはじめとする海外メディアから『新たな映画音楽作家の発見』と評価を受け、現在に至るまで現代中国の旗手ジャ・ジャンクー、ユー・リクワイ など、現代アジアを代表する監督達との共同作業を重ねている。
そのほか、2007 年にはスイスにて初のオーケストラ曲< Wake(2007 )>を作曲/初演、2011 年には自身で監督/脚本を手掛け、柿本ケンサクと共同制作した映画『アグリー』(窪塚洋介主演)が公開されるなど、『私の音楽は人間の根源的な苦しみと喜びへの普遍的な讃歌なんだ』と本人が語るサウンドは、その枠にとどまらず常に変貌を遂げ続けている。
現在は2012 年に製作されるジャ・ジャンクー監督の歴史超大作『在清朝』の音楽製作に向けて準備中。
また、半野喜弘名義での創作以外にも、自身のダンスミュージックにフォーカスしたプロジェクトであるRADIQ 名義の活動として、田中フミヤと主催するレーベルop.disc をベースに、philpot, musiqe risquee, quintessential, robsoul 等からも作品をリリース。更に田中フミヤとのテクノ・ユニットDartriixや、UA、持田香織、大橋トリオのプロデュースなど、多面的な創作活動を行っている。



I WANT YOU 代表
op.disc, Cirque/Cirque.Mavo 主宰



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